アンチエイジング療法は病気の治療が目的ではありません。健康な生活を保つために病気を未然に防ぐ予防医療です。そのために、健康を害する危険因子、老化を進行させる危険因子を排除していく療法です。あなたの今の状態を検査で (
アンチエイジング検査 - 参照)調べることから始まります。
アンチエイジング療法の実践には、「ホルモン調整療法」「キレーション療法」「各種サプリメント処方」「美容皮膚科施術」「生活改善(指導)」などをトータルで考え、患者様の状態にあわせてご相談しながら改善を進めます。
少々無理しても、仕事も遊びも出来たとか。疲れやすくなったり、集中力が落ちたとか、以前はもっと肌に張りがあったとか、髪がもっとふさふさだったとか。歳を重ねるごとにそんなことを感じるものです。体力や美貌のおとろえは、誰でも必ずやってきます。しかし老化のスピードには個人差があります。それは生理的老化に加えて、病的老化の大きさに差があるからです。病的老化の原因には活性酸素、ホルモン低下、ストレスなどがあり、この原因を医療的に除去したり、コントロールすることで老化がぐっと遅くなるのです。
最も老化を感じる現象で女性の更年期障害がありますが、更年期障害は女性だけでなく、男性にもあることが分かってきました。若い人でも、ホルモンが少なくて疲労を感じて根気がなく仕事に打ち込めないと悩んでおられる方もあります。ホルモンの低下が原因の場合は、補充療法で見違えるほど元気に、健康になります。補充する場合、通常の合成ホルモンの補充療法は必ずしも安全とは言えません。当院ではより安全なナチュラルホルモン〔自然のホルモン〕による補充を行っています。この治療によって、若さを取り戻すことは、社会的活動の継続、日常生活のQOL向上となります。しかも、大切な自然治癒力の向上によって、老化に伴う疾患(動脈硬化、高脂血症、糖尿病、肥満、あるいは癌など)の予防にもなるのです。
| ヒト成長ホルモン |
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン) |
抗老化を考える上で最も重要なホルモンで、アンチエイジング医療はヒト成長ホルモンの研究から始まりました。脳下垂体から夜間に大量に分泌されますが、30代以降からは10年間で約14%ずつ低下します。お腹など体脂肪を減らして、筋肉量や骨密度を増加させるので若者の体型になります。また、心肺機能、運動能力の向上や、肌を改善する効果、治癒力を高める効果がありますので、何年か前の自分を取り戻せるでしょう。
成長ホルモンは分子量がとても大きいので、皮膚からの吸収は困難で注射で投与します。サプリメントで成長ホルモン分泌を促す方法もあります。 |
副腎からのホルモンで、タンパク質合成を促進して細胞新生や、免疫システムの働きを高めます。また、抗糖尿病作用、抗動脈硬化作用、抗肥満作用があり、抗酸化作用や脳機能を向上させる作用、ストレス緩和作用があります。また性ホルモンの増加作用も重要です。 |
| 成長ホルモンの低下症状 |
DHEAの低下症状 |
〔成長ホルモンの低下症状は老化の症状とほぼ同じです。補充により下記のような低下症状の改善が期待できます。〕
体脂肪増加。骨密度減少、免疫力低下、傷が治りにくい、血圧上昇、毛髪減少、性欲の低下、運動能力低下、筋肉重量低下、記憶力低下、理解力低下、社交性の低下 |
免疫機能低下、癌の発症率増加、筋肉の衰え、更年期障害、性機能の低下、痴呆、骨粗しょう症、筋力低下、肥満、糖尿病の発症 |
| メラトニン |
エストロゲン(卵胞ホルモン) |
| 脳の松果体で分泌されるホルモンで。松果体は体内時計の役割があり、メラトニンが分泌されると深い眠りサイクルが形成されます。この深い眠りにより若さ維持で重要な成長ホルモンが分泌されます。またメラトニンは、エネルギー産生や免疫システムの活性化、そして活性酸素の除去効果も強力です。その結果ガンの予防効果が期待されます。 |
女性ホルモンの一つで、減少したり、プロゲステロンとのバランスを崩すと、女性の更年期症状が現れます。ホルモン補充によって、更年期障害が解消されますが、顔のシワや肌質も改善され、若々しさを取り戻します。また骨粗ショウ症、動脈硬化、脳機能や、鬱などの病気を防ぐことも証明されています。 |
| メラトニンの低下症状 |
エストロゲンの低下症状 |
| 睡眠障害、免疫力の低下、成長ホルモン低下、発癌率の増加、肥満 |
ほてり、のぼせ、発汗、不眠、骨粗鬆症、動脈硬化症、高脂血症 |
| プロゲストロン(黄体ホルモン) |
テストステロン(男性ホルモン) |
| 他の女性ホルモンです。上記エストロゲンの効果を高めたり、エストロゲンの副作用を減らす作用があります。子宮ガン発症のリスクを下げる効果があります。脳に作用して緊張や不安などを取り除き、性欲を改善したり、精神を落ち着かせる作用もあります。 |
男性には必須のホルモンで、性欲や意欲など活力源に重要です。通常35歳くらいからテストステロン値が減少し、精神的ストレスと重なると40歳位から男性更年期障害が起こります。テストステロンは、男性に仕事などへのバイタリティーを与え、鬱気分を改善し、自信を与えます。また、心臓病、前立腺疾患、肥満、認知症などを防ぐ効果もあります。女性にとっても、性欲や意欲を保つ上で重要です。 |
| プロゲステロンの低下症状 |
男性ホルモンが低下症状 |
| 乳癌の発症リスク増大 |
疲労感、不眠、抑うつ状態、神経質、性欲減退、記憶力減退、集中力減退、動悸、脱毛など |
| サイロイドホルモン(甲状腺ホルモン) |
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| 甲状腺から分泌されるホルモンですが、全身細胞の分化、成長、そしてエネルギー代謝に関わり、体温調節や細胞機能にとても大切なホルモンです。脂肪を燃焼し、コレステロール値を下げて心臓や大脳などの疾患を防ぎます。
40歳から分泌が低下していきますが、甲状腺ホルモンが欠乏すると疲労しやすくなり、言動が鈍ったり、感染症にかかりやすくなります。 |
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| 甲状腺ホルモンの低下症状 |
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| 疲労感の持続、免疫力低下、情緒不安定、食欲不振、筋肉の痙攣、冷え性、皮膚乾燥 |
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